HIVの蔓延
現在も、HIV患者とエイズ患者は、共に増加傾向が続いていると言われています。
また、感染が報告されている他にも、感染に気が付かずにいる潜在的な患者数も、数多く存在していると考えられています。
そのため、HIVは誰もが感染リスクのある、とても身近な性感染症です。
特に20~30代の若い世代に新たな感染報告が多く、その大半は性行為によって感染が起きていると言われています。
HIVは、感染後の初期症状が風邪にとても似ていて、その後の潜伏期間の間は症状が全く現れませんので、性行為の相手がHIVキャリアかどうかを判断する事はできません。
そのため、見ず知らずの相手との性行為は行わない、パートナーと共にHIV検査を受ける、性行為の際には必ずコンドームを使用するなど、自分自身で予防行動を取る事が大切になります。