現在、HIVの感染者は増加傾向にありますが、特に若い世代での感染報告が急増していると言われています。


HIVは、体内の免疫細胞を破壊するウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)に感染する事で起こる感染症です。
感染すると徐々に体内の免疫細胞が破壊されていきますので、やがてはエイズを引き起こす事になります。
しかし、早期に検査を受け、HIVの感染に気が付く事ができれば、適切な治療によってエイズの発症を防ぐ事が可能になっています。




HIVの早期発見、早期治療に
STD郵送検査キット
自宅でできるHIV・エイズ検査キット

HIVの検査


 

HIVの検査(抗体検査)は、5~10ccの採血をおこない、その血液中にHIVウイルスに対する抗体が存在しているかどうかを調べます。

 

最初に高感度なスクリーニング検査をおこない、HIV感染の可能性を検査します。


その検査結果が陽性であれば、HIV感染の可能性があるため、確認検査で本当に感染しているかどうかを検査します。


陰性であれば、感染してないものと判断する事ができます。

 

スクリーニング検査で陽性となった場合にも、そのうちの0.3~1%は感染していなくても陽性(偽陽性)となる事がありますので、確認検査によって正しい判断をおこなう必要があります。

 

しかし、HIVに感染した直後は、まだ体内に抗体が作られていない期間(ウインドウ期)ですので、検査を受けても陰性となる可能性が高くなります。


また、体内に抗体が作られる時期には、個人差が大きいと言われています。


そのため、正確にHIVの感染有無を調べるには、感染した可能性のある日から、3ヶ月以上経過してから検査を受ける事が好ましいと言われています。

HIVは、感染力がとても弱いウイルスです。
最も多い感染経路は感染者との性行為と言われていますが、1回のセックスによって感染が起こる確率は0.1~1%と言われています。
しかし、他のクラミジアやカンジダなどの性感染症にかかっている事で、粘膜に炎症を起こしていたり、性器に傷ができている場合には、高い確率で感染が起こると言われています。

inserted by FC2 system