HIV検査のタイミング
HIVウイルスに対する抗体は、感染の可能性のある日から4週間以上経過したあたりから検出できるようになります。
そのため、それより早い段階で検査を受けても、陰性(偽陰性)となる可能性があります。
抗体ができる期間には個人差が大きく、またステロイド(免疫抑制剤)やピル(ホルモン剤)などを服用している場合にも、抗体ができる期間が異なってきますので、確実な検査ができるタイミングは、感染の可能性のある日から3ヶ月以上経過した段階で受ける事が好ましいとされています。
しかし、エイズノイローゼなど、HIVの感染不安を常に抱えたまま、精神的に追い込まれてしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいますので、感染の可能性のある日から1ヵ月後など、早い段階で検査を受ける事も有効な手段です。
また、早い段階で検査を受ける事に抵抗がある場合には、病院や保健所に電話で相談する事で、自分の気持ちを打ち明ける事ができ、気持ちが落ち着く事もあります。
そのため、一人で悩まずに検査や相談を受ける事はとても大切な事です。