現在、HIVの感染者は増加傾向にありますが、特に若い世代での感染報告が急増していると言われています。


HIVは、体内の免疫細胞を破壊するウイルス(ヒト免疫不全ウイルス)に感染する事で起こる感染症です。
感染すると徐々に体内の免疫細胞が破壊されていきますので、やがてはエイズを引き起こす事になります。
しかし、早期に検査を受け、HIVの感染に気が付く事ができれば、適切な治療によってエイズの発症を防ぐ事が可能になっています。




HIVの早期発見、早期治療に
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HIV検査のタイミング


 

HIVウイルスに対する抗体は、感染の可能性のある日から4週間以上経過したあたりから検出できるようになります。


そのため、それより早い段階で検査を受けても、陰性(偽陰性)となる可能性があります。

 

抗体ができる期間には個人差が大きく、またステロイド(免疫抑制剤)やピル(ホルモン剤)などを服用している場合にも、抗体ができる期間が異なってきますので、確実な検査ができるタイミングは、感染の可能性のある日から3ヶ月以上経過した段階で受ける事が好ましいとされています。

 

しかし、エイズノイローゼなど、HIVの感染不安を常に抱えたまま、精神的に追い込まれてしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいますので、感染の可能性のある日から1ヵ月後など、早い段階で検査を受ける事も有効な手段です。

 

また、早い段階で検査を受ける事に抵抗がある場合には、病院や保健所に電話で相談する事で、自分の気持ちを打ち明ける事ができ、気持ちが落ち着く事もあります。

 

そのため、一人で悩まずに検査や相談を受ける事はとても大切な事です。

HIVは、感染力がとても弱いウイルスです。
最も多い感染経路は感染者との性行為と言われていますが、1回のセックスによって感染が起こる確率は0.1~1%と言われています。
しかし、他のクラミジアやカンジダなどの性感染症にかかっている事で、粘膜に炎症を起こしていたり、性器に傷ができている場合には、高い確率で感染が起こると言われています。

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